
『日本文学全集 22 大江健三郎』(全30巻)
書籍情報
書籍ID | b554 |
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著者名 | 大江健三郎 |
出版者 | 河出書房新社 |
出版年月日 | 2015(平成27)年6月30日 |
頁数、判型 | 上製/総540頁、四六判 |
構成 | 本扉、目次 p.1、中扉、本文 pp.5-512、「解説」(池澤夏樹)pp.513-524、「大江健三郎年譜」(尾崎真理子)pp.525-536、初収 p.537、定本・表記について p.538、奥付 p.539、奥付裏広告.540 |
収録内容 | 人生の親戚pp.5-201 /治療塔pp.202-392 /鳥pp.393-407 /狩猟で暮らしたわれらの先祖pp.408- 482 /人間の威厳について pp.483-498、ナラティヴ、つまりいかに語るかの問題 pp.499-512 |
帯 | <表>死と再生、終末と救済を一貫して問い、闘い続ける圧倒的な大江文学。女性原理を主軸にした長篇等 <裏>戦争が終わって以来の日本人の精神の歩みにずっと沿って書いてきた作家。心やさしき伴走者。高空の視点と地面すれすれの目線を自在に用いたパイロット。(池澤夏樹)/ 悲しみは人生の親戚---子どもの死に見舞われながら人生の事業に乗り出す女性を描いた長篇「人生の親戚」と汚染された地球が舞台の近未来SF「治療塔」。部屋に閉じ篭り〈鳥たち〉と暮らす青年を描く「鳥」、隣人となった「山の人」の自由への希求が市民たちを戦慄させる「狩猟で暮らしたわれらの先祖」。他に『ヒロシマ・ノート』より「人間の威厳について」、『私という小説家の作り方』より「ナラティヴ、つまりいかに語るかの問題」。女性原理を主軸にした長篇二篇に短篇とエッセイで全体像を提示する。著者による加筆修訂。/◎月報:中村文則、野崎歓 |
装幀 | 佐々木暁 |
定価 | 2900円(税別) |
備考 | - |