『文藝春秋短篇小説館』

『文藝春秋短篇小説館』


書籍情報
書籍ID b546
著者名 丸谷才一、安岡章太郎、藤沢周平、大江健三郎、吉行淳之介、村上春樹、三浦哲郎、田久保英夫、大庭みな子、遠藤周作、河野多恵子、瀬戸内寂聴、古井由吉、日野啓三、吉村昭
出版者 文藝春秋
出版年月日 1991(平成3)年9月1日
頁数、判型 上製/総466頁、四六判
構成 本扉、目次pp.1-3、中扉、本文pp.7-431、「解説—短篇ジャンルの功徳」(佐伯彰一)pp.433-459、初出誌一覧 p.460、奥付 p.461、遊び紙 1 丁
収録内容 静かな生活 pp.95-127
<表>十五人の名手が彫琢をきわめた十五の宝玉/味わい深い挿話。人との出会い。日本人の死生観。…小説を読むことの至福がここにある<裏>佐伯彰一氏評(「解説」より)/しめてトータル十五篇、名づけて『短篇小説館』という。ここに収められた顔ぶれを見れば、わが国の現代作家選りすぐりの名手ぞろいという他なく、……ぼく自身、一度に二、三篇ずつ、一週間ほどかけて、じっくりと楽しませてもらった。一気にあわてて駆けぬけるのは勿体なさすぎる。気の向いた時、ふらりと立ち寄って、お気に入りの画幅のあれこれにゆったりと立ち向われるがいい。そうするにふさわしい厚みとヴァライアティは、本書に十分具わっている。
装幀 田村義也
定価 2300円・本体 2233 円
備考 -

掲載されている作品
静かな生活
初出文藝春秋 1990年 4月 1日 68巻 5号 pp.390-406