『同時代としての戦後』〈講談社文庫〉

『同時代としての戦後』〈講談社文庫〉


書籍情報
書籍ID b422
著者名 大江健三郎
出版者 講談社
出版年月日 1976(昭和51)年11月15日
頁数、判型 並製/総288頁、文庫判
構成 本扉、目次p.3、中扉、「われわれの時代そのものが戦後文学者という言葉をつくった」(大江健三郎)pp.7-8、本文pp.9-267、「解説」(松原新一)pp.268-279、奥付 p.281、《講談社文庫刊行の辞》p.282、奥付裏広告 pp.283-288
収録内容 野間宏・救済にいたる全体性 pp.9-28 /大岡昇平・死者の多面的な証言 pp.29-48 /埴谷雄高・夢と思索的想像力pp.49-68 /武田泰淳・滅亡にはじまるpp.69-89 /堀田善衛・Yes, I do. pp.91-111 /木下順二・ドラマティックな人間 pp.113-134 /椎名麟三・懲役人の自由 pp.135-154/長谷川四郎・モラリストの遍歴pp.155-175 /島尾敏雄・「崩れ」について pp.177-195 /森有正・根本的独立者の鏡 pp.197-214 /死者たち・最終のヴィジョンとわれら生き延びつづける者 pp.215-267
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装幀 デザイン:亀倉雄策
定価 300円
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掲載されている作品
同時代としての戦後 (3)―埴谷雄高・夢と思索的想像力―
初出群像 1972年 3月 1日 27巻 3号 pp.214-224
同時代としての戦後 (4)―武田泰淳・滅亡にはじまる―
初出群像 1972年 4月 1日 27巻 4号 pp.250-260
同時代としての戦後 (5)―堀田善衛・Yes, I do.―
初出群像 1972年 5月 1日 27巻 5号 pp.224-234
同時代としての戦後 (7)―椎名麟三・懲役人の自由―
初出群像 1972年 7月 1日 27巻 7号 pp.218-229
同時代としての戦後 (9)―島尾敏雄・「崩れ」ついて―
初出群像 1972年 9月 1日 27巻 9号 pp.216-227
同時代としての戦後 (10)―森有正・根本的独立者の鏡―
初出群像 1972年 10月 1日 27巻 10号 pp.254-264
われわれの時代そのものが戦後文学者という言葉を作った
初出同時代としての戦後 1973年 3月 24日 講談社 pp.7-8