『大江健三郎全小説3』(全 15 巻)

『大江健三郎全小説3』(全 15 巻)


書籍情報
書籍ID b335
著者名 大江健三郎
出版者 講談社
出版年月日 2018(平成30)年7月10日
頁数、判型 総520頁、A5判
構成 本扉、目次pp.1-3、中扉、本文pp.7-478、「封印は解かれ、ここから新たに始まる」(尾崎真理子、初出)pp.480-491、「「政治少年死す」若き大江健三郎の「厳粛な綱渡り」 ―ある文学的時代精神の “考古学 ”」(日地谷=キルシュネライト・イルメラ)pp.492-510、書誌一覧pp.511-515、編集付記 p.516、ブックデザイン・カバー原稿 p.517、奥付 p.519
収録内容 セヴンティーンpp.7-45 /政治少年死す(「セヴンティーン」第2部)pp.47-97 / 幸福な若いギリアク人 pp.99-117 /不満足 pp.119-154 /ヴィリリテ pp.155-167 /善き人間 pp.169-189/叫び声pp.191-298 /スパルタ教育pp.299-317 /性的人間pp.319-382 /大人向きpp.383-397/敬老週間 pp.399-412 /アトミックエイジの守護神 pp.413-435 /ブラジル風のポルトガル語 pp.437-457 /犬の世界pp.459-478
〈表〉ノーベル文学賞作家、ついに全貌を現す/雑誌発表以来 57 年、初の書籍化!/「政治少年死す(「セヴンティーン」第ニ部)」を含む初書籍化作品4編、入手困難作品1編収録!/〈初期作品群③〉 〈裏〉「それは、ぼくにとってまったく未知の世界だった「文学」が、ぼくの内側に到達した、最初の瞬間だった。意味はわからなかった。何かわからないものがやって来て、ぼくを突き倒そうとした。軽く目まいがした。/それからずっと、ぼくはその目まいのなかにいる」——高橋源一郎 群像リレーエッセイ「私と大江健三郎」/「オオエ」より(「性的人間」について)
装幀 鈴木成一デザイン室
定価 5000円
備考 -

掲載されている作品
セヴンティーン
初出文學界 1961年 1月 1日 15巻 1号 pp.8-37
幸福な若いギリアク人
初出小説中央公論 1961年 1月 1日 1巻 3号 pp.202-218
政治少年死す—セヴンティーン第 2 部・完—
初出文學界 1961年 2月 1日 15巻 2号 pp.8-47
不満足
初出文學界 1962年 5月 1日 16巻 5号 pp.64-90
ヴィリリテ
初出小説中央公論 1962年 7月 1日 3巻 3号 pp.86-96
善き人間
初出新潮 1962年 10月 1日 59巻 10号 pp.51-69
叫び声
初出群像 1962年 11月 1日 17巻 11号 pp.6-125
スパルタ教育
初出新潮 1963年 2月 1日 60巻 2号 pp.97-113
大人向き
初出群像 1963年 5月 1日 18巻 5号 pp.148-162
性的人間
初出新潮 1963年 5月 1日 60巻 5号 pp.6-69
敬老週間
初出文藝春秋 1963年 6月 1日 41巻 6号 pp.312-322
アトミック・エイジの守護神
初出群像 1964年 1月 1日 19巻 1号 pp.34-57
ブラジル風のポルトガル語
初出世界 1964年 2月 1日 218巻 pp.256-272
犬の世界
初出文學界 1964年 8月 1日 18巻 8号 pp.12-28