
『大江健三郎全小説2』(全 15 巻)
書籍情報
書籍ID | b334 |
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著者名 | 大江健三郎 |
出版者 | 講談社 |
出版年月日 | 2018(平成30)年11月9日 |
頁数、判型 | 総520頁、A5判 |
構成 | 本扉、目次 pp.1-3、中扉、本文 pp.7-479、「惨憺たる青年たち」(尾崎真理子、初出)pp.480-495、 「モラリストの叫び—大江健三郎の思想について」(ミコワイ・メラノヴィッチ)pp.496-507、書誌一覧pp.508-511、編集付記p.512、ブックデザイン・カバー原稿p.513、奥付p.515、奥付裏広告 pp.518-519 |
収録内容 | ここより他の場所 pp.7-19 /共同生活pp.21-48 /上機嫌 pp.49-83 /報復する青年 pp.85-96 /勇敢な兵士の弟 pp.97-106 /後退青年研究所 pp.107-119 /孤独な青年の休暇 pp.121-172 /下降生活者 pp.173-192 /遅れてきた青年 pp.193-479 |
帯 | 〈表〉レア作品3編収録!「報復する青年」(初の書籍化)「勇敢な兵士の弟」「孤独な青年の休暇」(入手困難)/自意識、性、疎外、自由、冒険、逃避行、絶望、復讐…/〈初期作品群②〉 〈裏〉(略)じゃあなにが言いたいかというと、それほどにあの頃、おれらの周辺では大江健三郎を読んでいる奴が多かったということで、というか読んでいるのが当たり前で読んでいない方が珍しかった。なんでそうなるかというと、おれらの若さと弱さ、正義感の果ての絶望感、逃げてる感じ、見てた映画、そして急に切断されて呆気ない、そんなアホなー、な現実と接続されたおれらの若さと弱さの幕切れがそっくりそのまま二重写しになってそこにあったから。つまりパンクやったからであーる。——町田康/群像リレーエッセイ「私と大江健三郎」=「おれらの時代」より/講談社創業 110 周年記念企画 |
装幀 | 鈴木成一デザイン室 |
定価 | 5800円 |
備考 | - |