
『大江健三郎全小説1』(全 15 巻)
書籍情報
書籍ID | b333 |
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著者名 | 大江健三郎 |
出版者 | 講談社 |
出版年月日 | 2018(平成30)年9月10日 |
頁数、判型 | 総678頁、A5判 |
構成 | 本扉、目次pp.1-3、中扉、本文pp.7-628、「よろしい、僕は地獄に行こう!」(尾崎真理子、初出)pp.630-644、「『われらの時代』における「世界文学」の「脱文脈化」と「南」の「地図作成」—ローレンス『チャタレイ夫人の恋人』の受容を中心に」(デヴリム・チェティン・ギュヴェン)pp.645-664、書誌一覧pp.665-673、編集付記p.674、ブックデザイン・カバー原 稿 p.675、奥付 p.677 |
収録内容 | 奇妙な仕事pp.7-18 /死者の奢りpp.19-45 /他人の足pp.47-60 /石膏マスクpp.61-72 /偽証の時pp.73-101 /動物倉庫pp.103-121 /飼育pp.123-157 /人間の羊pp.159-174 /運搬pp.175-186/鳩pp.187-210 /芽むしり仔撃ちpp.211-314 /見るまえに跳べpp.315-353 /暗い川おもい櫂pp.355-370 /鳥 pp.371-382 /不意の啞 pp.383-394 /喝采 pp.395-420 /戦いの今日pp.421-460/部屋 pp.461-473 /われらの時代 pp.475-628 |
帯 | 〈表〉ノーベル文学賞作家、その驚愕の出発点/雑誌発表以来初の書籍化となる「石膏マスク」「部屋」および入手困難作品「偽証の時」「暗い川おもい櫂」「喝采」を収録!/〈初期作品群①〉 〈裏〉「初期の青い果実のような、苦味の入り混じった短編群『死者の奢り・飼育』は実存主義の世界的潮流を鮮やかに映し出しており、60 年代の若者たちの内面を先取りしている。そうした時代の流れを大きな寓話に託したのが『芽むしり仔撃ち』であり、弱いものたちの閉鎖状況をこれほど甘やかに切なく描いた文学作品も珍しい」——いとうせいこう/群像リレーエッセイ「私の大江健三郎」=「「弟」について」より |
装幀 | 鈴木成一デザイン室 |
定価 | 5800円 |
備考 | - |