『大江健三郎同時代論集5—読む行為—』(全 10 巻)

『大江健三郎同時代論集5—読む行為—』(全 10 巻)


書籍情報
書籍ID b327
著者名 大江健三郎
出版者 岩波書店
出版年月日 1981(昭和56)年3月25日
頁数、判型 総354頁、新書判
構成 本扉、目次 p.1-3、中扉、本文pp.7-328、「未来へ向けて回想する―自己解釈 (五)」(大江健三郎、初出)pp.329-345、《初出一覧》pp.347-348、奥付 p.349、奥付裏広告 pp.350-351
収録内容 I壊れものとしての人間―活字のむこうの暗闇pp.7-178 /出発点、架空と現実 pp.8-29 /言葉が拒絶するpp.30-53 /パンタグリュエリヨン草と悪夢pp.53-76 /核時代の暴君殺し(タイラニサイド) pp.76-98/作家にとって社会とはなにか?pp.99-127 /個人の死、世界の終りpp.127-150 /皇帝(ツァー)よ、あなたに想像力が欠けるならば、もはやいうことはありませんpp.150-178 //IIアメリカ旅行者の夢 pp.179-284 /地獄にゆくハックルベリィ・フィン pp.180-202 /アメリカの夢と悪夢pp.202-226 /コンピューターの道徳性 pp.226-251 /パール・ハーバーにむかってpp.252-267/不可視人間と多様性pp.268-284 // III渡辺一夫架空聴講記 pp.285-328 /出来得レバ憎悪セン pp.286-289 / la tache noire! pp.290-293 /ピラトに訊ねられてpp.293-296 /寛容のパラドックス pp.297-300 /麻にほかならないpp.300-303 /洗脳と脳捻転 pp.304-307 /…… et vous abêtira.pp.307-310 /小さな魚の手がかり pp.311-314 /「心やましさ」と心やさしさ pp.314-317 / Fay ce que vouldras. pp.318-321 /さりし日の我等が悩みに、今さいなまるる者、いずこにありや? pp.321-324 /乱世・泰平の想像力 pp.325-328
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装幀 -
定価 1300円
備考 -

掲載されている作品
アメリカの夢と悪夢―アメリカ旅行者の夢 II ―
初出世界 1966年 10月 1日 251巻 pp.168-179
コンピューターの道徳性―アメリカ旅行者の夢 III ―
初出世界 1966年 12月 1日 253巻 pp.198-210
不可視人間と多様性―アメリカ旅行者の夢 V ―
初出世界 1967年 10月 1日 263巻 pp.137-145
活字のむこうの暗闇 (1)―出発点、架空と現実―
初出群像 1969年 7月 1日 24巻 7号 pp.180-192
活字のむこうの暗闇 (2)―言葉が拒絶する―
初出群像 1969年 8月 1日 24巻 8号 pp.198-211
活字のむこうの暗闇 (4)―壊れものとしての人間―
初出群像 1969年 10月 1日 24巻 10号 pp.244-256
作家内部の社会、社会内部の作家
初出思想 1969年 10月 1日 544巻 pp.1-16
活字のむこうの暗闇 (5)—個人の死、世界の終わり—
初出群像 1969年 11月 1日 24巻 11号 pp.208-220
出来得レバ憎悪セン ―架空聴講記 I―
初出『渡辺一夫著作集1・ラブレー雑考・上』月報1 1970年 6月 10日 筑摩書房 pp.6-8
la tache noire! ―架空聴講記 II―
初出『渡辺一夫著作集 10・偶感集上』月報2 1970年 7月 10日 筑摩書房 pp.6-8
ピラトに訊ねられて ―架空聴講記 III―
初出『渡辺一夫著作集3・ルネサンス雑考上』月報3 1970年 8月 30日 筑摩書房 pp.6-8
寛容のパラドクス ―架空聴講記 IV―
初出『渡辺一夫著作集 11・偶感集中』月報4 1970年 9月 15日 筑摩書房 pp.6-8
麻にほかならない ―架空聴講記 V―
初出『渡辺一夫著作集 2・ラブレー雑感下』月報5 1970年 11月 20日 筑摩書房 pp.6-8
洗脳と脳捻転 ―架空聴講記 VI―
初出『渡辺一夫著作集 12・偶感集下』月報6 1970年 12月 15日 筑摩書房 pp.6-8
… et vous abêtira. ―架空聴講記 VII―
初出『渡辺一夫著作集 6・フランス文学雑考上』月報 7 1971年 1月 30日 筑摩書房 pp.6-8
小さな魚の手がかり ―架空聴講記 VIII―
初出『渡辺一夫著作集 4・ルネサンス雑考中』月報8 1971年 2月 25日 筑摩書房 pp.6-8
「心やましさ」と心やさしさ ―架空聴講記 IX―
初出『渡辺一夫著作集 7・フランス文学雑考中』月報 9 1971年 3月 30日 筑摩書房 pp.6-8
Fay ce que vouldras. ―架空聴講記 X―
初出『渡辺一夫著作集 5・ルネサンス雑考下』月報 10 1971年 4月 30日 筑摩書房 pp.6-8
さりし日の我等が悩みに、今さいなまるる者、いずこにありや? ―架空聴講記 XI―
初出『渡辺一夫著作集 8・フランス文学雑考下』月報 11 1971年 5月 30日 筑摩書房 pp.6-10
乱世・泰平の想像力 ―架空聴講記 XII―
初出『渡辺一夫著作集 9・乱世、泰平の日記』月報 12 1971年 6月 30日 筑摩書房 pp.7-9
未来へ向けて回想する ―自己解釈 (五)―
初出大江健三郎同時代論集 5・詠む行為 1981年 3月 25日 岩波書店 pp.329-345