『大江健三郎同時代論集1—出発点—』(全 10 巻)

『大江健三郎同時代論集1—出発点—』(全 10 巻)


書籍情報
書籍ID b323
著者名 大江健三郎
出版者 岩波書店
出版年月日 1980(昭和55)年11月25日
頁数、判型 総344頁、新書判
構成 本扉、目次 pp.1-3、中扉、本文p p.7-318、「未来へ向けて回想する―自己解釈 (一)」(大江健三郎、初出)pp.319-334、《初出一覧》pp.335-336、謝辞 p.337、奥付 p.339、奥付裏広告 pp.340-341
収録内容 I pp.7-37 /戦後世代のイメージ pp.8-37 // II pp.39-87 /強権に確執をかもす志pp.40-46 /ぼく自身のなかの戦争pp.46-59 /戦後世代と憲法pp.60-66 /憲法についての個人的な体験(講演)pp.67-87 // III pp.89-137 /私小説についてpp.90-100 /戦後文学をどう受けとめたか pp.101-112 /反逆的なモラリスト=ノーマン・メイラーpp.112-123 /飢えて死ぬ子供の前で文学は有効か?pp.124-137 // IV pp.139-165 /われらの性の世界pp.140-151 /『われらの時代』とぼく自身 pp.152-157 /現代文学と性 pp.157-165 //V pp.167-266 /独立十年の縮図―内灘 pp.168-176 /失業に悩む旧軍港―呉pp.177-185 /今日の軍港―横須賀pp.186-204 /プラットフォームの娘たち pp.204-223 /アジア・アフリカ 人間の会議 pp.223-235 /未来につながる教室 pp.236-252 /少年たちの非行のエネルギーは抹殺されるべきものか?―少年非行問題pp.253-266 // VI pp.267-318 /今日のクラナッハpp.268-281 /裸体の栄光と悲惨pp.281-289 /ここにヘンリー・ミラーがいるpp.289-305 /危険の感覚 pp.306-309 /日本に愛想づかしする権利pp.310-318
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装幀 -
定価 1300円
備考 -

掲載されている作品
無分別ざかり(1)天皇
初出週刊朝日 1959年 1月 4日 64巻 1号 pp.30-31
無分別ざかり(2)負けと終り
初出週刊朝日 1959年 1月 11日 64巻 2号 pp.24-25
無分別ざかり(3)きれいな手
初出週刊朝日 1959年 1月 18日 64巻 3号 pp.26-27
無分別ざかり(4)国家
初出週刊朝日 1959年 1月 25日 64巻 4号 pp.36-37
無分別ざかり(5)英雄的
初出週刊朝日 1959年 2月 1日 64巻 5号 pp.36-37
無分別ざかり(6)ハロー
初出週刊朝日 1959年 2月 8日 64巻 6号 pp.42-43
無分別ざかり(7)地方
初出週刊朝日 1959年 2月 15日 64巻 7号 pp.36-37
無分別ざかり(8)新戦後派
初出週刊朝日 1959年 2月 22日 64巻 8号 pp.36-37
われらの性の世界
初出群像 1959年 12月 1日 14巻 12号 pp.153-159
鉄道弘済会の娘たち
初出世界 1961年 3月 1日 183巻 pp.222-231
アジア・アフリカ人間の会議 ―むなしさと真実―
初出世界 1961年 6月 1日 186巻 pp.177-183
強権に確執をかもす志
初出世界 1961年 7月 1日 187巻 pp.61-64
私小説について ―自己探求の文章―
初出群像 1961年 9月 1日 16巻 9号 pp.192-197
今日のクラナッハ
初出藝術新潮 1962年 4月 1日 13巻 4号 通巻 148 号 pp.156-162
内灘 ―独立 10 年の縮図―(〈風土記’62 ⑰ 〉)
初出朝日ジャーナル 1962年 5月 6日 4巻 17号 pp.43-46
未来につながる教室 ―群馬県島小学校―
初出文藝春秋 1962年 7月 1日 40巻 7号 pp.124-134
今日の軍港 ―基地横須賀―
初出世界 1962年 10月 1日 202巻 pp.240-249
戦後文学をどう受けとめたか
初出群像 1963年 2月 1日 18巻 2号 pp.184-190
ぼく自身のなかの戦争
初出中央公論 1963年 3月 1日 78巻 3号 pp.216-224
呉 ―失業に悩む旧軍港―(〈風土記’62〉)
初出朝日ジャーナル 1963年 6月 16日 5巻 24号 pp.35-38
危険の感覚(〈「新潮」創刊 700 号記念に〉)
初出新潮 1963年 8月 1日 60巻 8号 pp.292-293
ノーマン・メイラー ―反逆者のモラル―(〈現代人⑲ 〉)
初出朝日ジャーナル 1963年 11月 10日 5巻 45号 pp.41-46
つみとられる若いエネルギー(〈非行少年〉)
初出朝日ジャーナル 1964年 4月 26日 6巻 17号 pp.88-93
飢えて死ぬ子供の前では文学は有効か ―サルトルをめぐる文学論争―
初出朝日ジャーナル 1964年 8月 2日 6巻 31号 pp.87-93
日本に愛想づかしする権利(〈国家と私〉)
初出サンデー毎日 1965年 1月 10日 44巻 2号 pp.62-65
裸体の栄光と悲惨(〈《カイエ・ダール》心象(イメージ)のヌード〉)
初出藝術新潮 1965年 2月 1日 16巻 2号 通巻 182 号 pp.103-105
ここにヘンリー・ミラーがいる
初出鯨の死滅する日 1972年 2月 10日 文藝春秋 pp.443-462
未来へ向けて回想する ―自己解釈 (一)―
初出大江健三郎同時代論集 1・出発点 1980年 11月 25日 岩波書店 pp.319-334
《われらの時代》とぼく自身
初出われらの時代 1963年 6月 30日 新潮文庫 pp.269-274
初出大江健三郎同時代論集1・出発点 1980年 11月 25日 岩波書店 p.377