『壊れものとしての人間―活字のむこうの暗闇』

『壊れものとしての人間―活字のむこうの暗闇』


書籍情報
書籍ID b206
著者名 大江健三郎
出版者 講談社
出版年月日 1970(昭和45)年2月16日
頁数、判型 総226頁、B6判
構成 本扉、目次 p.1、中扉、本文 pp.5-220、初出誌一覧 p.222、奥付 p.223
収録内容 出発点、架空と現実 pp.5-31(「群像」昭 44.7「活字のむこうの暗闇1―出発点、架空と現実」) /言葉が拒絶する pp.33-61(「群像」昭 44.8「活字のむこうの暗闇2―言葉が拒絶する」) /パンタグリュエリヨン草と悪夢pp.63-91(「群像」昭 44.9「活字のむこうの暗闇3―パンタグリュエリヨン草と悪夢」) /核時代の暴君殺し(タイラニサイド)pp.93-120(「群像」昭 44.10「活字のむこうの暗闇4―壊れものとしての人間」) /作家にとって社会とはなにか?pp.121-155(「思想」昭 44.10「作家内部の社会、社会内部の作家」) /個人の死、世界の終りpp.157-184(「群像」昭 44.11「活字のむこうの暗闇5―個人の死、世界の終り」) /皇帝(ツアー)よ、あなたに想像力が欠けるならば、もはやいうことはありませんpp.185-220(「群像」昭 44.12「活字のむこうの暗闇6―皇帝(ツアー)よ、あなたに想像力が欠けるならば、もはやいうことはありません」)
<表>読書は真の経験たりうるか―/作家の内なる世界を通し、人間存在の本質を追求する長編エッセイ。
装幀 栃折久美子
定価 420円
備考 -

掲載されている作品
活字のむこうの暗闇 (1)―出発点、架空と現実―
初出群像 1969年 7月 1日 24巻 7号 pp.180-192
活字のむこうの暗闇 (2)―言葉が拒絶する―
初出群像 1969年 8月 1日 24巻 8号 pp.198-211
活字のむこうの暗闇 (4)―壊れものとしての人間―
初出群像 1969年 10月 1日 24巻 10号 pp.244-256
作家内部の社会、社会内部の作家
初出思想 1969年 10月 1日 544巻 pp.1-16
活字のむこうの暗闇 (5)—個人の死、世界の終わり—
初出群像 1969年 11月 1日 24巻 11号 pp.208-220