『取り替え子(チェンジリング)』

『取り替え子(チェンジリング)』


書籍情報
書籍ID b142
著者名 大江健三郎
出版者 講談社
出版年月日 2000(平成12)年12月5日
頁数、判型 総348頁、四六判
構成 本扉、目次 pp.1-3、中扉、本文 pp.7-342、底本 p.344、奥付 p.345
収録内容 取り替え子(チェンジリング) pp.7-342 序章 田亀のルール pp.7-49 /第一章 Quarantine の百日 (一)pp.51-85 /第二章 人間、この壊れやすいもの」pp.87-126 /第三章 テロルと通風 pp.127-162 /第四章 Quarantine の百日(二)pp.163-195 /第五章 試みのスッポン pp.197-231 /第六章 覗き見する人 pp.233-283 /終章 モーリスセンダックの絵本pp.285-342(以上初出)
<表>自らの意志で/向こう側へ行ってしまった/友―義兄の映画監督……/大きな悲哀の殻を突き破るようにして、新生の感情を育む書下ろし長篇小説 <裏>私の一生の作品の中で、最も大切な三作のひとつであると思います。著者/チェンジリング(Changeling:英) /美しい赤ん坊が生まれると、小鬼のような妖精がかれらの醜い子供と取り替える民間伝承が、ヨーロッパを中心に世界各地に見られる。チェンジリングとは、その残された醜い子のことを指す。
装幀 司修
定価 1900円
備考 -

掲載されている作品
取り替え子 (チェンジリング)
初出取り替え子 2000年 12月 5日 講談社 pp.7-342