『芽むしり仔撃ち』

『芽むしり仔撃ち』


書籍情報
書籍ID b116
著者名 大江健三郎
出版者 講談社
出版年月日 1970(昭和45)年9月4日
頁数、判型 総244頁、B6判
構成 本扉、口絵 1 丁、目次 p.1、中扉、本文 pp.5-226、「解説・模型(モデル)としての小説」(長田弘)pp.227-235、奥付 p.237、奥付裏広告 p.239
収録内容 芽むしり仔撃ち pp.5-226 第一章 到着pp.5-32 /第二章 最初の小さい作業pp.33-56 /第三章 襲いかかる疫病と村人の退去 pp.57-71 /第四章 閉鎖 pp.72-94 /第五章 見棄てられた者の協力 pp.95-120 /第六章 愛pp.121-138 /第七章 猟と雪のなかの祭 pp.139-162 /第八章 不意の発病と恐慌 pp.163-184 / 第九章 村人の復帰と兵士の屠殺 pp.185-207 /第十章 審判と追放 pp.208-226
<表>大江健三郎の処女長篇/日本文学に未踏の世界を拓き、大江文学の輝かしい出発点となった記念碑的秀作! <裏>絶望的な“閉ざされた”状況にあって、疎外された少年たちが築き上げる奇妙な連帯感。―知的な抒情と劇的な展開に、監禁された状況下の人間存在という戦後的主題を鮮やかに定着させた長篇!
装幀 大沢昌助
定価 450円
備考 -

掲載されている作品
芽むしり仔撃ち
初出群像 1958年 6月 1日 13巻 6号 pp.14-123